展望と改善2021

あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。

毎年、年頭に投稿しています「展望と改善」を、今年もお伝えしたいと思います。

横田尚哉が捉えている、今年1年間の展望と、そのための改善です。皆さまの参考になれば、幸いです。

▍2020年の振り返り

昨年の「展望と改善」では、《やり方を更(あらた)める》コトが大きなテーマであるとお伝えしました(more)

当時はまだ、COVID-19が世界経済を揺るがす事態になっておりませんでした。しかし、翌月2月頃から一気に様相が変わり、3月~5月は経済が一時停止する程になりました。

その後も状況が、回復することはありませんでした。まさに、生活もビジネスも《やり方を更める》コトが迫られた年でした。

ファンクショナル・アプローチ研究所(moreでは、活動が停止していた3月~5月の間に、新しいビジネスを立ち上げました。これまでのやり方とは異なる新しいコンソーシアム「FABIC」(エフエービック、more)です。

6月には公式サイトを立ち上げ(more)、8月にはオープニング・シンポジウムを開催しました。このシンポジウムでは、アメリカやヨーロッパからも参加するインターナショナルなイベントとなりました(more)

その後、FA入門研修やFA基礎研修をオンラインで実施し、今までとは異なるスタイルで、ファンクショナル・アプローチを学べるように更めました。

学び方だけではなく、ファンクショナル・アプローチそのものも、2020年7月に発行された『VM Guide』に準拠した内容に更めました(more)

▍2021年の展望

2021年は、《事業を押し込む》年です。

これまでの強い勢力であった旧勢力が、社会環境や経済環境の変化に対応できず、少しずつ力が弱まってきます。

2020年にきちっとやり方を更めた企業は、まだ表には出ませんが、少しずつ力が強まっていきます。そして、新しい事業を粘り強い力で広げ、じわじわと押し込んで行かなければなりません。

これまでの勢力が弱まってくると言っても、まだ力を持っています。2021年は、辛く、苦い一年になるかもしれません。辛抱する一年とも言えるでしょう。

それでも、力強く押し込む年にしていただきたいと思います。

▍2021年に取り組むべき改善

2021年中に、各企業がやっておかなければならないことがあります。それは、2022年に来るであろう新旧交代に向けての準備です。

まず、2020年に変えられなかったやり方が、まだ残っているのなら、早いうちに更(あらた)める必要があります。

次に、新しいやり方に必要なリソースを準備することです。2022年の動きは早いです。人材や資金など必要なリソースは、2021年のうちに整えておいてください。

そして、新しいビジネスのための戦略づくり・組織づくりをする年です。人材・ツール・材料・販売ルートの確保をしておいてください。

もちろん、毎月の売上も必要です。これまでのビジネスを継続しつつ、いつでも切り替えられるように、新しいビジスネをスタートだけでも、させておくことです。

2022年には、これまでのビジネスを完全に手放せるようにすることです。

 

※ もし、経営者の方で、2021年に何をすればよいかお悩みであれば、1月3日より募集開始する無料のスペシャル企画・経営者セミナー『第四世代の経営力~時代は変わった!経営は変わったか?』にご参加ください(more)