『バリュー・サミット2017』参加速報3
その他のトピックスをまとめます。バリュー・サミットは、盛りだくさんです。関連記事も合わせてお読み下さい。
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▍ドナルド・パーカー氏
ドナルド・パーカー氏は、連邦政府・公共建築局の長官補佐を務め、ビルディング、ショッピングモール、モスク、学校、オフィスビルなどの建築物、飛行場、高速道路、軍事施設など、幅広いプロジェクトに携わった専門家です。
バリュー・サミットに毎年参加されているのですが、彼がテクニカル・プレゼンテーションするのは久しぶりでした。彼のプレゼンを聞きに、多くの参加者が会場に集ったのは言うまでもありません。
▍テクニカル・プレゼンテーション
ルイス・ジマーマン氏は、メリーランド州コロンビアにあるコンサルタント会社、ルイス・アンド・ジマーマン・アソシエイツ社の創業者であり副社長で、「コンストラクション・ダイナミクス・グループ社の社長でもあります。
彼は、エンジニアとして公共事業や建設業の分野で活躍され、経営者としても、教育者としても、一目置かれている存在です。私にとっても、尊敬と憧れの存在です。そんな彼がスーザン夫人とともに、今大会に参加されていたのです。アワード・バンケットの時、光栄にも同じテーブルでした。
▍テクニカル・プレゼンテーション
今回のテクニカル・プレゼンテーションは、3トラックに分かれて行われました。それぞれテーマがあり、3~4を1つのセッションにまとめられています。
参加者は、自分の興味のあるテーマのセッションを受けたり、個々のプレゼンテーション毎にトラックを行ったり来たり、それぞれに自分の知識を増やしていくことができます。
発表毎に評価があり、発表内容や発表者に対して5段階で評価できるようになっています。
▍バリュー・メソドロジーの原点
新しく就任した副会長のリーニ―・ホエクストラ氏が、バリュー・メソドロジーの原点を参加者全員でディスカッションするイベントが行われました。
映画『天使にラブ・ソングを』と重ね合わせ、これまでのカタチを破り、新たなカタチを作っていこうというメッセージが共有されました。
リーニ―や数名のメンバーが、衣装に着けての力の入れようは、印象的で愉しく、会場全体が一体となることができました。
▍マイルズ・ファンデーション・フォーラム
マイルズ・ファンデーション・フォーラムでは、FASTダイアグラムの作り方講習が行われました。参加者がチームに別れ、対象テーマを分解し、ファンクションの定義と整理をするワークをしました。
基本的の部分ではありますが、普段一緒に組まないメンバーで作るFASTダイアグラムは、貴重な経験になったことでしょう。
▍ランチタイムもネットワーキング
ランチタイムでも、新旧の知人友人と席を共にし、料理を食べながら、情報交換と絆を深めていく時間に費やされます。
日本で開催予定のアジア大会兼国内大会の通知、カナダで開催予定の国内大会の通知なども行われました。
とにかく、この2日間で交流できる機会はたくさんあります。私も、新しい友人がたくさんできました。
▍ローレンス・D・マイルズ氏
会場に、ローレンス・D・マイルズ氏の肖像画が飾ってありました。その前には、昔の写真や資料が閲覧できるようになっています。
今回から参加するメンバーも多く、ローレンス・D・マイルズ氏を知らない世代も増えてきました。こうして、ファンクショナル・アプローチの生みの親である彼へ敬意を示し、新しい仲間へと引き継いでいくのですね。
▍バリュー・サミット2018
次回の開催は、2018年6月10日~12日、テキサス州オースティンです。テキサス州は、もともとテキサス人がメキシコから独立(1836年)し、その後アメリカ合衆国と合併(1945年)した州です。
オースティンは、独立後一度も遷都されておらず、歴史的にも文化的にもアメリカの中でも特徴的なところです。そんなトコロが次の開催地です。楽しみです。
以上で、参加速報は終わりです。今回得られた知見を、弊社のプログラムに取り込み、研修やセミナー、コンサルティングなどをさらに、アップグレードしてまいります。
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