国際大会でプレゼンしてきました!

今年も論文が入選となりましたので、国際カンファレンスでプレゼンテーションをしてきました。

昨日に続く2日目なので、すっかり時間の感覚がずれてる中での、プレゼンテーションでした。

 

▍横田尚哉のプレゼンテーション

プレゼンテーションは、もちろん英語で行います。ただ、事前にビデオ撮影しておくので、取り直しができるので落ち着いてできました。ただ質疑応答は、オンタイムとなるので、いただいた質問にその場で答えます。

私のプレゼンテーションの内容は、時間とともに変化する価値について論じており、新しい考え方となります。ファンクショナル・アプローチとして全産業に適用を広げていく中で、時間軸を取り入れないと正しく分析ができないため、研究を重ねてきました。その内容を解説し、公式を作り、開発したシートも話しました。

質疑では、時間軸を取り入れた考え方への質問がいつくかありました。新しい考え方を伝えるのも難しい上、理解するのも難しいですからね。質問者の業務イメージに上手く繋がっていればいいのですが。

▍日本人のためのセッション

昨日の記事にも書きましたが、入選した日本の論文は9編です。初日に2編のプレゼンがあり、今日は7編のプレゼンがありました。そのため日本人のセッションが作られました。

昨日、ライジング・スター・アワードを受賞されたばかりの村上紀子氏は、人材マネジメントにファンクショナル・アプローチを適用した新しい手法を提案されていました。ここにその内容が書けないのが残念なくらい、素晴らしい研究です。

そして、飲食娯楽業から深江智博氏が多店舗企業での適用方法の提案があり、海田大介氏からはオフィスレイアウトに関する斬新な提案事例、そして柿山朋寿氏からは中間管理職への人材開発に関するプレゼンでした。

製造業からは森下武氏が個人知識に関して、澤口学氏がプロセス革新に関して報告されました。

▍地球の自転に合わせてプレゼンターの地域も回る

2日目のカンファレンスは、実に16時間です。インドから始まり、ヨーロッパ各国に移り、最後はアジア各国です。昼間となるタイムゾーンに該当する地域がプレゼンしていく方式です。名付けて「Around the World Virtual Value Crawl」です。

各地域色がでていて新鮮でした。インド地域では製造業が中心でコスト削減に関するプレゼンが多く、湾岸地域では大気汚染や戦略的雨水管理といった環境に関するプレゼンが多かったです。

リアルの大会では、経験できない方式です。とてもユニークで、世界中から参加する国際カンファレンスだからできる企画だと思いました。

参加する方は大変です。何しろ16時間です。夜の21時から始まり、翌日の13時に修了です。もう、睡魔との戦いです。コーヒーなどを何杯もを飲みました(笑)

それも、いい思い出になるのでしょうね。この記事を見直した時に思い出せるように書いておきました。