Pre-Summit Workshops in SAVE Conference 2019

2019年6月10日と11日は、アメリカ・オレゴン州ポートランドで、年に一度のファンクショナル・アプローチの国際会議、『Value Summit 2019』が開催されます。

2019年6月8日と9日には 『Pre-Summit Workshops』として、専門家たちによるセミナーが開催されているのです。

折角の機会ですので、プレ・サミットに参加してきました。

▍Value Summit とは

Value Summit とは、年に1度開催されるファンクショナル・アプローチの祭典です。世界中からFAの専門家が集まり、最新の技術や知識の交換と、ネットワークを深める、とても有意義なイベントです。

1961年に第1回が開催され今年で59回目です。私は、2003年の43回大会から連続参加、実に17回目となります。

主催は、「SAVE International」という米国の社団法人で「SAVE国際協会」などと呼ばれている組織です。

SAVE International は、1959年に米国で設立された、世界55カ国以上の国が参加する、ファンクショナル・アプローチに関する最も大きな組織です。

▍ボートランドという街

開催地は、アメリカ合衆国の西海岸の北部にあるオレゴン州最大の都市です。人口は58万人。インテルやナイキの都市であり、ハイテク企業の密度の高さから別名「シリコン・フォレスト」とも呼ばれているそうです。

環境に優しい都市では全米第1位、治安が良く安全な都市では全米第3位にランキングされています。

カナディアンロッキーに源を発するコロンビア川の下流域にあたり、肥沃な土地と水量の多い河川で、恵まれた土地です。

▍プレ・サミット・ワークショップ

2019年のプレ・サミットは、2日間で10コースがあり、ほとんどが1日コースで、一部半日コースです。

毎年悩むのですが、コース概要や講師のプロフィールを見ながら、選びます。自分なりに、研究課題があったりするとそれにふさわしいセミナーを選んだりします。

今回、選んだプレ・サミット・ワークショップは、『Find Your Thinking Profile』と『Decision Analysis for Value Engineers』です。

▍『Find Your Thinking Profile』

このセミナーは、自分の創造性思考の特性を見つけ、様々な特性から、チームメイキングやファシリテーションに役立つ知識を習得する内容でした。

人それぞれに特性が異なります。このツールは、メンバーの洞察力を向上させるのにとても強力だと思います。

個性の違いを逆に利用して、問題解決・共同作業において、画期的な結果を達成することができそうです。組織力の最大化の手法とも言えるのではないでしょうか。

講師は、Abdullah Khoja氏でした。

▍ 『Decision Analysis for Value Engineers』

このセミナーは、改善の専門家としての、意思決定者へ働きかけるときに役立つツールセットを習得する内容でした。

「意思決定分析」や「リスク分析」は、ある程度のノウハウがないと、なかなかできないものです。それらを体系的に学ぶことができました。

特に、意思決定とリスクのフレーミングには、汎用性が高く、すぐに実務に活かせそうなものばかりでした。

参加者も刺激を受けたのか、参加者同士のディスカッションも激しく、誰が講師だかわからないくらいに盛り上がりました。

講師は、James McCuish氏とCharles Jennings氏でした。

 

[ssba]