【FAって何⑯】価値とは

価値、あるいはバリューという言葉は、ビジネスでよく聞きます。

しかし、なかなか一言では言い切れないほどの多くの意味を持っています。

哲学的な意味で使ったり、経済学的な意味で使ったりです。

ファンクショナル・アプローチでは、経済学的な意味から価値を捉えています。

経済学では、2つの考え方があります。

1つは、そこに掛ける資源の量で測るものです。投資や労働をもとに数値化したものです。いわゆる原価です。

もう1つは、そこからもたらされる効用の大きさを測るものです。保有や使用によって得られる期待をもとに数値化したものです。いわゆる値打ちです。

この原価と値打ちを使って、価値を計算します。

その式は、価値の基本式と呼ばれる、とても単純なものです。

価値を V(Value)、値打ちを W(Worth)、原価を C(Cost)で表すと、V=W/Cとなります。

つまり価値とは、モノやコトの有用性の度合いであり、投下された資源に対する得られる効用の比率で計算されるものです。

価値が高ければ高いほど、顧客にとっての、使用者にとっての、保有者にとっての満足が高まることになります。

 

なお、ファンクショナル・アプローチでは、慣例的に値打ちを F(Function)で表し、V=F/Cとしています。

 

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