研究論文が入選しました
「Value Summit 2024」に応募していた研究論文が、審査・選考を無事通過し、入選しました。
入選したValue Summitは、2024年6月にアメリカで開催されるファンクショナル・アプローチの国際カンファレンスです。
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▍Value Summit とは
この国際カンファレンスは、SAVE Internatilnalという米国SAVE国際協会が、年に一回開催しているものです。今回は、第64回大会ということになります。
私は、第43回から毎年のように参加しているので、もう20回以上参加し続けています。常連のようになってしまいました。
参加するのは、製造業や建設業の専門家、公共事業や軍事事業の発注者、それとコンサルタントや学術研究者などです。
地域で言えば、世界各国から専門家が集まります。中心的なのは、まずはアメリカやカナダといった北米、次に欧州各国です。ここ数年は、インドやアフリカからの参加が増えています。
▍横田尚哉の入選論文
このような国際的なイベントの年次大会に、研究論文が入選するコトは、光栄なことであり、さらなる研究のモチベーションになります。
私の論文タイトルは、「Using “a technique to analyze customers’ level of interest using the NPS” to analyze customer needs with AI(AIを用いて顧客ニーズを分析する関心度NPS法)」です。
簡単に言えば、顧客ニーズの分析にとても効果的なファンクショナル・アプローチに、NPSとAIを融合させて、さらに強力となる分析方法を提案するものです。
NPSとは、ネット・プロモータ・スコアと言って、顧客体験を数値化するものです。AIは、もはや説明するまでもありませんが、わたしたちの業務プロセスを大きく変えるテクノロジーです。
この2つを融合することで、簡単にかつ画期的な分析が可能となりました。実際のデータを使って分析し、検証もしております。
ファンクショナル・アプローチは、1947年に誕生したメソドロジーですが、毎年のように改良や改善が行われております。私も、その時代のテクノロジーを取り込んたり、新たな分野に適用したり、研究と開発を続けています。
▍アメリカ・テネシー州ナッシュビル
開催地は、ナッシュビルです。日本人には、あまり馴染のない街かもしれませんね。カントリーミュージックの街と言われており、街中が賑やかなのだそうです。
ファンクショナル・アプローチを続けていると、このように見知らぬ土地に行けるという副次効果があります。毎回、ワクワクしながら、新たな体験と知識を増やしております。
今年は、1ドルが155円をつけるなど為替的には不利な状況ではありますが、それ以上の成果を持ち帰える所存です。