「FA感謝祭2017」開催報告
「ファンクショナル・アプローチ」が開発されてから、70年が経ちました。
各国で、各組織で、70周年を祝うイベントが開催されています。ファンクショナル・アプローチ研究所もこの節目の年に、スペシャル・イベント「ＦＡ感謝祭２０１７」を開催いたしました。
「ファンクショナル・アプローチ・アカデミー」の方たちを中心にお集まり頂き、ともに学びあったFA仲間とともに、貴重な時間を過ごしました。
FAの開発者であるローレンス・Ｄ・マイルズ氏、FASTのチャールズ・Ｗ・バイザウェイ氏らの歩んできた足跡を辿り、その時代がどんな時代だったのか、その時何があったのかなどを振り返りました。
マイルズ氏の動画には、彼が語る開発の切っ掛けやネーミングの経緯など、なかなか見ることのできない歴史的映像を見ていただきました。
▍未来ワーク
過去を振り返った後は、これからの未来です。
参加者がそれぞれチームとなり、来るべき未来に、何ができるのか、どうなっていくのかなどを自由奔放に、批判厳禁に、出していただきました。
さすが意識の高い方たちです。出てきた発想は、なるほどと頷くものばかり。未来がワクワクしてきました。
▍ゲスト講演
ゲストをお迎えし、講演をしてもらいました。ゲストは、斉藤浩治氏です。日本に数少ないCVSの1人であり、「FAの未来」を実に明快に示していただきました。
普段、FAアカデミーでは、私を通しての話ばかりですが、違う専門家の考え、見ている未来を知ることは、とても刺激的であり、参加者の多くの人の刺激になったことでしょう。
▍特別講演
横田からは、最新の研究成果を発表させていただきました。2017年8月に最優秀論文賞「ペーパー・オブ・ザ・イヤー2017」に選定していただいた論文内容も、報告させていただきました。
ファンクショナル・アプローチ研究所は、かつての「モノ消費」から、これからの「コト消費」への適用とそのための技法を研究しております。時代の最先端のテクニックを披露させていただきました。
▍ネットワーキング
ワークや講演の合間には、たっぷりと休憩時間をとりました。参加者通しの交流を深めて頂くためです。新しい繋がりができたり、既にある繋がりを強めたり、普段出会うことのない異業種の交流をしていただきました。
あちこちで交流がはじまり、講演とネットワーキングとどっちがメインなのか、と思うくらいでした。食事や壁の掲示なども、ネットワーキングの切っ掛けとして、いろいろと準備してみました。
FA研究所と横田尚哉は、これからもFAを大切にし、歴史を正しく遺し、FAを深く研究し、FAを便利に改良ていまいります。
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