【FAって何⑬】先入観と固定観念

ファンクショナル・アプローチは、先入観や固定観念を取り除くことができます。だから、諦めていたような問題も解決できるのです。

人はなぜ、先入観や固定観念にとらわれてしまうのでしょうか。このことを理解することは、ファンクショナル・アプローチを理解するために必要なことなのです。

先入観とは、漢字からすれば、「先に入ってきた観念」ということになります。英語では preoccupation ですから、「事前に(pre-)支配された(occupation)観念」ということになります。どちらにしても、正しいか、正しくないかを言うコトバではありません。人の観念に及ぼす事前知識という意味では、ほぼ同じです。

固定観念とは、漢字からすれば、「固定された観念」ということになります。英語では stereotype ですから、「固定された(stereo-)特徴(type)」ということになります。どちらにしても、固く定まった観念を指しています。

一部の解釈では、先入観を「誤った認識の原因となる知識」と、固定観念を「人が持つ明らかにおかしい観念」と、ネガティブな面だけを捉えている人もいるようです。

ファンクショナル・アプローチでは、先入観も固定観念も、日常業務の中でやむを得ずできるものと解釈しています。そのお陰で、思考の短縮、時には、省略が可能となり、業務効率を高めているのです。

しかしながら、創造思考をするときには、これが発想の障害になるのです。だから、カタチの世界からファンクションの世界に入っていく必要があるのです。これこそが、ファンクショナル・アプローチ独特の、先入観や固定観念から逃れる仕組みです。

「ファンクション」のところに立ち、あるべき姿が見えてくれば、問題解決は容易くできるようになるのです。

 

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