「第4回FABICシンポジウム」開催報告
2024年2月22日に、「第4回FABICシンポジウム」をインパーソン(リアル対面)方式で、開催いたしました。
「遊ぶ・好奇心」をテーマに、FAを知る機会を提供しつつ、参加者に楽しんでいただけるよう工夫して開催しました。
その記録として、報告いたします。
▍シンポジウムとは
FABIC(ファンクショナル・アプローチ・ビジネス・イノベーション・センター、≫ more)とは、ファンクショナル・アプローチ研究所がハイスキル人材のプラットフォームとして2020年に設置した活動です。
日頃は、ファンクショナル・アプローチ(FA)のスキル研修を中心に行っております。年に1度、ファンクショナル・アプローチに関する最新動向、最新事例、最新研究などを、参加者と共有する目的でイベントを開催しております。それが、「FABICシンポジウム」です。
先日開催したシンポジウムは、第4回目となりますが、それまでのオンラインでの開催ではなく、インパーソン(リアル対面)方式で開催いたしました。
▍全国からの参加者
開催は、千代田区九段下にある「九段会館テラス」でした。
インパーソンにもかかわらず、東北・関西・九州など全国から参加いただきました。FAの実践者だけでなく、FAをあまりご存じない方にも役立つよう、内容を吟味いたしました。
業界的には、IT業界、建設業界、飲食業界、教育業界、サービス業界など、幅広くお集まりいただきした。それだけ、FAの適用の広さを実感いたします。
▍前半は事例発表と研究発表
まず、横田尚哉からキーノート『AIで作業を減らしFAで価値を創る時代』と題して、スピーチさせていただきました。
その後に、渡邉いつ代氏(インパクトジャパン株式会社)による事例発表『ソリューションのマリアージュ』を発表いただきました。
さらに、池田順一氏(株式会社トータルエンゲージメントグループ)による研究発表『体験データの新たな読み解き方』を発表いただきました。
いずれも、パンデミックやAIなどの影響を強く受ける、今の時代に適合させたスキル学習方法や、顧客や従業員の満足度向上事例を通して、有益な知見を共有していただきました。
▍後半はみんなで謎解き
後半は、参加者がチームに分かれて行う謎解きゲーム「The Hint Hunt Challenge」を実施いたしました。
FAは、先入観や固定観念にとらわれずに自由に発想できる思考システムです。謎解きも、先入観や固定観念があると、なかなか解けません。
ゲームを通して、チームで力を合わせて、楽しみながら思考の柔軟具合を実感していただくことを狙った企画です。
謎解きの早いチーム、なかなか解けずに苦労されたチームさまざまでしたが、ワイワイしながら楽しんでいただけました。
FABICでは、このような活動を通して、FAの効用と必要性を広く知っていただき、FAを学び、活用していただくために活動しております。
各種研修や次回シンポジウムなどに、多くの方々にお越しいただけることを願っております。