フラットアイアンビル@ニューヨーク

フラットアイアンビルディング (Flatiron Building) は、ニューヨーク・マンハッタンにある 1902 年に竣工した、現存するニューヨークのビルの中でも古いビルです。

左の写真は、1902年に撮影された写真です。宿泊しているホテルのライブラリィ(図書館のあるホテル!)で見つけました。

右の写真は、24日に同じアングルになるように撮影してきた写真です。105年経って、街も車も人も変わってしまいました。

▍薄いところでは、幅 1 m

高さ 87 mの 22 階建てで、完成当時はニューヨークでも最も高い建築物のひとつだったそうです。

特徴的なのは、薄いことです。ニューヨークは、碁盤の目のようになっていますが、ブロードウェイだけ斜めになっています。そのため、このような三角形の土地ができるのです。大抵は、なんちゃらスクエア(代表格はタイムズスクエア)となっていますね。

細い側からとると、驚くしかない感じです。よくこれで倒れないなと思います。それにしても、当時の建築技術と現在の保全技術は素晴らしいと思います。そこにはエンジニアが知恵を絞ったのでしょうね。

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▍当時はまだ馬車の時代

当時の移動手段は、徒歩か馬車か路面電車。通行区分がはっきりしていないところを見ると、電車も馬車もゆっくり移動していたのでしょうね。

1902年は、まだ「モデルT」(1907年フォード社、大ヒットし馬車の時代から自動車の時代へと変わるきっかけとなった)は発売されていません。

もちろん、ファンクショナル・アプローチ(1947年ゼネラル・エレクトリック社)もまだです。

2100年は、また全く違う景色になっているのでしょうね。その時は、どんな乗り物なのでしょうか。

新旧の写真を並べるだけで、いろんなコトが見えてきますね。

▍2017年のニューヨーク

今回宿泊したホテルには、屋上がルーフトップバーになっていて、マンハッタンの夜景がとても素敵でした(写真クリックで拡大)。ホテルの名は、「アーロ・ノマド」(Arlo NoMad Hotel)

エンパイア・ステイト・ビルに近く、マジソン・スクエア・パークやタイムズ・スクエアは、徒歩圏です。

平日なのに人々でいっぱいでした。バケーションだからですね。この景色も、やがて歴史的な写真になっていくのでしょうね。

▍市内は物々しい警備?!

人が集まっているということと、テロのリスクが高まっているからでしょうか。パトカーとポリスがアチコチに。サイレンは、しょっちゅうなっています。NYに住んでいる人から、いつもこんなこんなものだと言われそうですが。。。

レポートは、続きます。