論文入選!アメリカで発表してきます
2019年6月にアメリカで開催される予定の国際カンファレンス『Value Summit 2019』に、投稿していた研究論文が入選しました。
毎年、その1年間の集大成として研究論文を執筆し、投稿してきました。初めて投稿したのは2005年の大会です。それから数えること15編となりました。
2005年から2019年まで、連続15回の入選、全て入選していますから入選率 100%ということになります。2017年には、『Paper of the Year Award 2017』(≫more)をいただきました。
タイトルは、『Life Cycle Value and its Evaluation』 (ライフ・サイクル・バリューとその評価)です。製品やサービスの価値は、販売時点で測るのではなく、そのライフサイクルの中で考えていく方法を提案しています。
▍他にも日本人の論文が入選
発表リストを見ますと、全部で 34 編の論文が入選したようです。そして、そのうち 6 編が日本人による論文です。
入選者は、サービス業から 5 人、教育業から 1 人で、残念ながら製造業や建設業からの入選は 0 人です。
サービス業の 5 人は、ともに頑張ってきた仲間です。こうして、仲間が国際カンファレンスのステージで発表するというのは、とても幸せです。
▍なぜコスティングなのか
一つ気になるのが、発表カテゴリーです。「Costing」で発表せよとのことです。なぜ?!
おそらくタイトルに「ライフ・サイクル」が入っているので、「ライフ・サイクル・コスト」に関する論文だと思ったのでしょうね。
だいたい私の論文は、いつも論旨とすこし違ったカテゴリーに入ります。どうしてかというと、これまでにない新しい内容を研究しているからです。
さきがける者として致し方ない、ということにしておきます(笑)