展望と改善2022

あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。

毎年、年頭に投稿しています「展望と改善」を、今年もお伝えしたいと思います。

横田尚哉が捉えている、今年1年間の展望と、そのための改善です。皆さまの参考になれば、幸いです。

▍2021年の振り返り

2021年の展望と改善では、《事業を押し込む》コトが年間を通しての大きなテーマだとお伝えしてきました(≫ more)

経営環境や事業環境が目まぐるしく変化する2021年は、思うようにビジネスが進まなかったという人も多いことでしょう。

確かに目まぐるしかったかもしれませんが、その激しい波風の下では、大きなムーブメントが、気が付きにくいほど静かに着々と起こっていおりました。

これまでの常識や世の中の構造がことごとくゆらぎ始めているということです。大きな会社であっても、有名な会社であっても、社歴が長くても、関係ありません。旧来のやり方は、時代に合わなくなってきているということです。

一方で、新たな企業や活動が世の中に広まり始めています。敏感な方は、私と同じように感じ取っていただいているのではないでしょうか。

FA研究所では、地方創生やデジタル化に積極的に取り組みました。5月には地域未来構想の専門家として内閣府の認定パートナーとなり(≫ more)、6月には新組織「DX事業部」を立ち上げ (≫ more) ました。

これも、《事業を押し込む》時代に合わせて、2022年の準備に繋げるためでした。

▍2022年の展望

2022年は、《準備を進める》コトがキーワードとなります。押し込んだあとの準備をしっかりと進めるということです。

時代が変わることを前提に、自社の構造、自分の強みを切り替えていかなければなりません。2022年は、相当激しい入れ替えが起こると見ています。すべての業界において、ゲームチェンジが発生するでしょう。

いつ、どのタイミングで発生するかは不明ですが、その変化は明らかに分かると思います。

時代は、権力・財産・評価から、安全・時間・繋りに変わると読んでいます。企業もビジネスも、活動を継続するためのメカニズムを見直す必要があるということです。

▍2022年の改善

そのためにやるべきことは、新しい時代に適合できるように、しっかりと準備をしておくことです。古いやり方をいつでも手放せるようにしておくことです。

企業で言えば、事業単位でシナリオを作成しておいてください。特に、人材と経費の掛け方が後手にならないように、すぐさま対応できるようにしておきたいところです。

もし、何をすればわからないのであれば、ひとまず、自社のビジネスの見える化からはじめてください。ビジネスが成立しているメカニズムを明確にしておくことです。

現象にとらわれず、本質を見失わないように、顧客から見た自社の強みと企業価値をしっかりと捉えておくことです。

ファンクショナル・アプローチは、事業改善や経営改革に適用できます。複雑な仕組みをシンプルに見える化することで、何を手放すべきなのか、何を手に入れるべきかが、自ずとわかってきます。

必要であれば、いつでもお手伝いいたします。遠慮なく、お問い合わせください(≫ more)