CVSがCVS-Lifeへ。何が変わり、何が証明されたのか
2025年12月、横田尚哉は「CVS®」から「CVS®-Life」に、認定資格が昇格しました。
「CVS®」という国際資格は、名前だけでは実態が伝わりにくい資格です。しかし、制度の中身を知ると、これは単なる“肩書き”ではなく、実務で価値を生み出し続ける人のための「信頼の基準」だと分かります。
今回は、CVS®の全体像と、CVS®-Lifeへ昇格した意味、そして横田尚哉がCVSとして歩んだ19年間を整理します。
▍CVS®という資格
CVS®は、SAVE International®(米国の社団組織)が認定する「Certified Value Specialist®」の略称です。VM(Value Methodology)という思考システムを、現場で主導するだけの知識と能力をもつ個人を認定する国際資格です。
特徴は「取得すれば終わり」ではない点です。
・知識は『VM Guide®』などのガイダンスを基盤とする
・能力は「VM Core Competencies」に示された12項目を満たす必要がある
・受験までに複数研修(VMF1A/1B/2)+長時間の実践+指導CVSの個別指導が求められる
・更新できない場合、4年でCVS®ではなくなる(活動が前提の資格)
つまりCVS®は、肩書きを「飾る」資格ではなく、《能力水準を伝える》ための客観指標であり、実務での発揮が期待される資格だと言えます。
▍CVS®-Lifeに昇格した意味
CVS®-Lifeは、CVS®を長期にわたり維持・更新し続け、VMを第一線で実践してきた人物に与えられる上位認定です。
「Life」と聞くと「終身資格」を連想しがちですが、ニュアンスはむしろ逆で、更新と実務継続によって“現役の信頼”を積み上げてきた証です。
CVS®-Lifeの認定要件として示されている要点は次の通りです。
・VMを適用してVM研究を主導するのに十分な知識・能力
・CVS®認定資格の維持と更新を継続
・少なくとも12年間、VMを積極的に実践
ビジネスの言葉に置き換えるなら、CVS®-Lifeは「上級称号」です。
単なる合格ではなく、長年の実績・継続・貢献を“国際団体が再確認した”ことに価値があります。
▍横田尚哉の19年間
横田尚哉がCVS®を取得したのは2006年(42歳)です。そこから19年間、資格の維持と更新を継続し、制度再開に伴いCVS®-Lifeとして認定されました。
この19年間は、単なる経歴の年表ではなく、「VMを社会実装する活動の積み重ね」でした。
・公共領域では、VM適用を専門とする部門を立ち上げ、国や自治体から相談・依頼が集まる体制を築いた
・普及活動として著者となり、社会的な注目を集め、VMを“知る人だけの技術”から“社会で語られる方法論”へ近づけた
・2010年にはVM専門企業として株式会社ファンクショナル・アプローチ研究所を設立し、民間企業にもVM適用・導入を広げた
・研究面では論文116編(うち海外26編)を執筆し、優秀論文賞やPaper of the Year Award等の評価にもつながった
・普及功労賞、経営功績賞、Fellow Awardなど、活動そのものがコミュニティから表彰された
そして何より、この活動を続けることができたのは、VMの価値を理解し、ともに挑戦してくださったクライアントの皆様、現場で力を貸してくれた仲間の存在があったからです。
一人では成し得ない積み重ねが、結果としてCVS®-Lifeという形で国際的に裏づけられた――私はそう受け止めています。
【参考記事】
・国際資格「CVS®」とは(2025年03月02日)
・フェローの称号を授与されました(2019年06月14日)
・誕生日に「経営功労賞」と「最優秀論文賞」をダブル受賞!(2017年08月31日)
