人生はシンプルだ

人生ってなんでしょう。

私はファンクショナル・アプローチの専門家ではありますが、その前に理数系の人間です。

ロジックを作ったり、数学的に考えたりすることが好きなのです。

そこで、人生を数式にしてみました。そしたら、とてもシンプルだったのです。

▍「今日」を良い日にすることに集中すること

誰しもが、いい人生を送りたいのです。

いい人生とは、幸せな人生、成功した人生、なっとくできる人生、充実した人生など、人によって定義が違います。

ただ共通して言えることは、「人生」とは、大きなモノを一生かけて歩んでいるのではなく、「今日」という小さいコトを毎日積み重ねているだけということです。

つまり、ただ今日をいい日にすることだけに、集中すれば良いのです。

過ぎ去った昨日と、未だ来ぬ明日に気を取られて、現れ在る今日を疎かにしてはならないということです。

▍「人生」が1つあるのではない。たくさんの「今日」があるのだ

いい1日が7回続くと、いい1週間になるだけです。30回で1か月になるし、365回で1年になるのです。ただそれだけです。

人生は、生まれた時の「今日」から、死ぬ時の「今日」までを単純に足し算したものなのです。

だから、日々の「今日」を丁寧に、大切に、慎重に過ごすことなのです。

こういう考え方も、ビジネスパーソンのスキルです。一流になる人は、このことを理解していると思います。

だから、2012年に出版した拙著『ビジネススキル・イノベーション』(横田尚哉・著、プレジデント社・刊)の最後の項目は、このことを書いたのです。