誰から学ぶかが大切な理由

いまや、ググれば何でもわかってしまう時代です。

もはや知識量がスキル差になるようなケースは、ほとんどなくなってきました。

知識の差でビジネスをしたり、権力を維持しようとしている時代ではありません。

では、何で差がでるかというと、ズバリ経験です。経験の質と量で、差がでます。

そうすると、ビジネスで有利に立とうとするなら、品質の高い経験を数多くすることです。

品質の高い経験をするためには、良い指導者の下で経験することです。

 

写真は、知識を学びたいかそうでないか、経験を増やしたいかそうでないかで、誰から学ぶのかをマトリックスにしてみました。

【ネット】

知識も経験も身に着ける必要のないものは、ネットから学べばよいでしょう。常に最新の情報が手に入ります。ただし、信ぴょう性に劣る場合がありますから、複数の情報と照らし合わせながら、判断しなければなりません。

【ティーチャー】

とにかく理論や原理など、普遍的な基礎知識を身に着けるのなら、ティーチャーからです。知識を身に着けやすいように、体系化したり、テストをしたりしてくれます。学校では、このスタイルで知識を身に着けます。

【コーチ】

知識よりも身体で覚えたい場合は、コーチです。知識だけでは、自転車に乗れません。横について、自分の体験を正しく補正してくれる存在です。コーチとの相性やウマが合わないと、うまく体験ができないこともあります。

【メンター】

専門的な知識と経験を両方手に入れたいのであれば、メンターです。師と仰げるような存在のそばで、知識と経験を学び取っていきます。一人の良いメンターにつき、徹底した学びをすることです。ただ、ある程度の時間がかかります。

 

学ぶ相手を間違えると、スキルは身につきません。だから、「何を学ぶかよりも、誰から学ぶかが大切」と言われるのです。