1日10分100個

1日は、長いのでしょうか、短いのでしょうか?

人それぞれで、感じ方は違いますが、「10分」というまとまりで数えると、1日に「10分」は100個しかないのです。

▍「10分」とは

最近、いろんな人の仕事のやり方や生活の仕方を見ていると、1つのタスクがとても短くなってきたと思います。

何かをしていても、10分後には別のことをしているのではないでしょうか?

そこで、その単位を「10分」と捉えてみます。

資料に目を通すのに「10分」、仕事の指示説明に「10分」、メール返信に「10分」、食事に「10分」、日報作成に「10分」……。

1日「10分」100個論

1日は24時間と決まっています。

この中で、日々のタスクを処理していくのです。ただ睡眠だけは、コントロールできないので除外します。

そうすると、16時間~17時間が起きている時間となります。分で言えば、約1,000分です。

つまり、「10分」というまとまりで数えると、1日は100個の「10分」なのです。

▍100個もあるのか、100個しかないのか?

何もしないには多すぎますが、何かするには少なすぎます。働いている人にとって、この100個の「10分」は貴重なのではないでしょうか?

ちょっと油断すると、無駄に1個の「10分」がなくなってしまいます。会議を2時間もしていると12個の「10分」が消費されます。

こんなふうに捉えてみると、1個1個が大切ですね。

1日のカウントダウンは、朝起きたと時が100で、10分ごとに1ずつ減っていくのです。朝6時に起きると、こんなふうになります。

  • 06:00――100「10分」
  • 09:20―― 80「10分」
  • 12:40―― 60「10分」
  • 16:00―― 40「10分」
  • 19:20―― 20「10分」
  • 22:40―― 0「10分」

▍「10分」の積み重ね

時間に追われたくはありませんが、時の流れを連続として捉えるのではなく、まとまりとして捉えてみると、その使い方も変わると思います。

計画的にモノ・ゴトを進めていくためには、常に、時の流れと進捗を意識していくことが重要です。

10分ごとにカウントダウンするタイマーがあると良いかもしれませんね。