人の一生、一千ヶ月

人の一生は、約1,000ヶ月です。そんなふうに考えたことありますか?

1ヶ月は、一生の長さの0.1%だということを。

▍一生の長さ

生まれてから死ぬまでの長さは、人それぞれです。

人生100年時代と言われていますが、平均83~84歳とすると約1,000ヶ月となります。

つまり、1ヶ月で0.1%、10ヶ月で1%です。

気になるが、このペースで自分が成長できているかです。

▍毎月、自分の成長を確かめたい

1ヶ月で0.1%というのは、どういう意味でしょうか?

私たちが普段扱っているビジネス上の数字で0.1%というと、無視できない大きさです。四半期で0.3%、半年で0.6%、1年で1.2%です。

言い換えれば、「目に見える大きさ」「違いが明らかな大きさ」と言えます。

それに応じて、自分も進捗しているかです。学んでいるスキル、集めている情報、進めている成果、身体や人間力など。

1ヶ月経って先月と変わっていない自分より、成長した自分を実感したいものです。

▍主体的に使えるのは670ヶ月

生まれてから社会人になるまでは、家族や社会の世話になっています。大学卒業で社会人と考えると、その期間は22~23年、つまり270ヶ月です。

一方、定年を迎え第二の人生も終えると、再び家族や社会の世話にならざるを得ない期間があります。5年位と考えると、60ヶ月です。

合計330ヶ月を除いた670ヶ月が、自分に与えられた期間と言えます。

さて、この670ヶ月をどう過ごすか、何に取り組むかです。その道筋が、自分の人生になるのだと思います。

▍平均寿命と言うけれど

冒頭の写真は、2017年の年齢別人口を、それぞれの出生年の出生数で割った百分率です。

例えば、2017年の70歳の人口を、70年前である1947年の出生数で割りました。簡単に言えば「同級生の存命率」です。

この図から読み取ると、70歳で80%の、83歳で50%の、92歳で20%の同級生が存命ということです。

一生一千ヶ月と言いながら、840~1,100ヶ月まで幅があるということです。

自分の一生を意識して、ライフプランを考え、充実した毎月を過ごしていきたいですね。