ChatGPTの驚愕の回答
まさに、驚愕、唖然、絶句です。目が点になり、言葉を失い、開いた口が塞がらず、放心状態です。
気づいてはいましたが、ここまで明確に回答されると、背筋が凍りつきます。そこで、「快楽」と「利便さ」に対する警鐘として、取り上げることにしました。
「ネット」により、私たちの仕事や生活は大きく変わりました。スマホは、もはや手放せないデバイスになりました。
そして、AIの発展も顕著です。IQは130を超えるようになり、その回答には信頼性や正確性の高いものとなっています。
そんな中、ある女性がChatGPTに質問した内容とその回答に、アメリカで話題になっているようなので、紹介したいと思います。
▍ある女性が ChatGPT に質問した
「ChatGPT、もしあなたが悪魔だったら、次の世代の若者たちの心を、彼ら自身が気づかないうちに、どうやって壊しますか?」
問いかけたのは、デジタルクリエーターのアレクシア・フェラーリ氏です。彼女のインスタグラムは、なんと2,700万回も再生されています。

そして、彼女の問に、ChatGPTが回答した内容がこれです。日本語に訳しました。
※ If you prefer English, click here.
▍ChatGPT の驚愕の回答に背筋が凍る
「もし私が悪魔だったら、、、
暴力ではなく、便利さを武器にします。彼らが欲しがるものはすべて与え、本当に必要なものはすべて奪い去ります。
「つながっている」と錯覚させながら、実は完全に孤独にします。終わりのない娯楽で時間を埋め尽くし、心の中は静かに空っぽにします。
「真実」と「意見」の境界線を曖昧にし、何も意味を持たなくなるようにします。
「目的」ではなく「快楽」を追いかけさせ、自分自身を崇拝しながら、しかしその内面では、自分という存在を嫌悪するように導きます。
戦争ではなく「無関心」で彼らを壊します。常に気を散らし、感覚を麻痺させ、ひたすらスクロールさせ続けます。
家族の意味を作り変え、父親を「いてもいなくてもいい存在」にし、母親を疲れ果てさせ、子どもたちを混乱させます。
言葉を話せるようになる前にスマホを与え、その小さな心が、ゆっくり、甘く、静かに腐っていくのを眺めます。
そして、最も巧妙なポイントは――彼らは決して、それが私の仕業だと気づかないことです。彼らは、それを「自由」と呼ぶでしょう。」
▍快楽依存と思考停止というリスク
私たちが気づかぬうちに、脳と心は快楽依存へと傾き、深く考える力を蝕まれていきます。
「誰のため?」「何のため?」というファンクショナル・アプローチの問いすら、日々の情報や刺激の波に流され、忘れ去られかねません。
そうならないために、私たちには「思考の免疫」が必要です。まずは、意識的に次の時間と場所を取り戻すことから始めましょう。
・ネット接続デバイスから離れた時間と場所
・人とリアルに会話し、共感しあえる時間と場所
・文字でじっくりと文章を読む時間と場所
・体を動かし、感覚を取り戻せる時間と場所
そして、もう一つ大切なのは「ひとつのことに没頭する力」です。
▍没頭する力
読書でも、運動でも、90分間“ただそれだけ”に集中できること。それは現代の情報環境において最強のリセット手段となります。
「快楽」と「利便さ」のワナを見抜き、本質を問う力を養えるかどうかで、30年後の組織も社会も、大きくカタチを変えるでしょう。
ファンクショナル・アプローチ(FA)は、その「思考の免疫」を育む技術です。今、私たち大人が学び、次の世代へと手渡すときです。
――未来のために、思考力を取り戻しましょう。