エッシェン・ハイマー塔を見て思う
2016年05月19日
写真は、ドイツ・フランクフルトにある『エッシェン・ハイマー塔』とです。
中世の時代、ここには街に入るための城門があり、この塔は護衛兵の宿舎を兼ねた見張り台なのです。
今は、新しい建物に囲まれ、交差点にぽつんと残されています。
最初に建設されたのは 1346年なのですが、その後1428年に、街の拡大に合わせて再建されたのだそうです。ですのでこの塔は、588年前に造られたことになります。古いですね。
もちろん今は、見張りの役割はありません。登ったところでビルの谷間です。見渡せるのは交差点くらいでしょうか(笑)
今は街の観光名所となり、多くの観光客が訪れています。ただ単に残されているのではなく、1階と2階がレストランになっていて、実用的な役割もあります。ムダにしないのは、いいことです。
600年も経つと、時代は変わるものです。人も変わります、生活も変わります。
今私達のいる時代も、いずれは変わっていくのです。もしかしたら、既に変わり始めているのかもしれません。
時代が変化する時、変えていくモノと変えてはいけないモノがあります。
このアングルは、600年の時代の違いがくっきり見えています。そんなところで、この話がしたかったのです。
是非、ご覧ください。
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