「一剣を持して起つ」

2017年11月号の『致知』(10月1日発売、致知出版社)の巻頭特集のテーマは「一剣を持して起つ」です。

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一剣を持して起つ

なんとも力強い言葉です。日本の哲学者・教育者の森修三氏による言葉です。

誰かに頼ることなく、どこかへ逃げ込むことなく、自らの力で堂々と立ち向かう姿が想像できます。

森氏は、こう付け加えます。

「この境涯(きょうがい)に到って、人は初めて真に卓立(たくりつ)して、絶対の主体が立つ。甘え心やもたれ心のある限り、とうていそこには到り得ない」

痺れるというか、身が引き締まる感じがしますね。

一流になる人 二流で終わる人

この特集には、里岡美津奈さんと対談した記事が掲載されています。

里岡美津奈さんは元ANAトップCAで、現在は人材育成コンサルタントをされています。端麗かつ気品ある女性でありながら、初対面と感じさせない一流の気遣いを感じました。

自分の考えを相手に合わせて伝える会話力のある方で、まるで水が流れ込んでくるように自然でした。

仕事や人生の原点、逆境や試練をどう乗り越えたか、思いや信念などを交換し合いました。

不思議なことは、全く異なる世界を生きてきたのに、共通点が多いことです。

結局、大成するための法則は、不易で単純なコトなのですね。今回の対談で、とても腑に落ち、深く納得いたしました。

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